素振りが免許皆伝の近道である。
静岡県浜松市、無限堂(むげんどう)でございます。
本日は、ゴルフにおける最も基本的、かつ究極の稽古である「素振り」について、その理(ことわり)を説きます。
「素振りでできぬ動き、球を前にしてできる道理なし」
これは物理の法則と同義であり、ゴルフにおける絶対的な真理であります。 多くの諸兄が、練習場で何かに憑かれたように球を打ち続けておられる。しかし、無限堂は敢えて言わせていただきます。
その行為、真に上達への道でしょうか。
1.球は「雑音」なり 白球を前にした刹那、人の脳には無意識の「邪念」が走ります。 「当てたい」「飛ばしたい」「曲げたくない」。 これらは全てスイングにおける「雑音」であり、身体にブレーキをかけ、手打ちを誘発する元凶となります。 この邪念を完全に排除し、純粋なヘッドスピード(出力)のみを追求する。その唯一無二の儀式こそが「素振り」なのです。
2.「死ぬ気」で振るべし 漫然と百回振るくらいなら、「死ぬ気」で十回振ること。 これが無限流の稽古です。 前者は単なる体操に過ぎません。後者は、脳のリミッターを外すための「限界突破」の荒行です。 「この速度で振っても身体は壊れない」と脳に刻み込む。老いを超え、飛距離を伸ばす鍵は、この出力の向上にのみ宿ります。
3.練習場の罠 ただ闇雲に球を打つ行為は、「稽古」ではなく「運動」、あるいは「憂さ晴らし」に過ぎません。 悪癖(手打ちやスエー)を何百回と反復し、金を払って「下手になる稽古」を積む愚を犯してはなりません。
無限流の神髄は、球を打たぬところにあり。 まずは素振り。そこに全てがあります。
無限堂、本日の提言でした。
2026年02月08日 08:14